五反田 大崎 品川 皮膚科 小児皮膚科 美容皮膚科

皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科
  品川御殿山皮膚科 

  〒141-0001 
東京都品川区北品川 6-7-29
ガーデンシティ品川御殿山 1F

     TEL:03-5420-1212 

診療科目一覧

皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科

医療機関情報

医院名 品川御殿山皮膚科
院 長 佐々木 哲雄
住 所

〒141-0001

東京都品川区北品川6-7-29ガーデンシティ品川御殿山 1F

診療科目

皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科、アレルギー科

電話番号 03-5420-1212
対象疾患

アトピー性皮膚炎、かぶれ、じんまなど痒い発疹のある方

ニキビ治療をご希望の方 

しみ、そばかす、白斑など肌の色が気になる方

日焼け 、虫刺され、やけどなど外的要因による皮膚疾患

いぼ、ヘルペス、水虫、とびひ、毛じらみなどの感染性皮膚疾患

円形脱毛症、男性型脱毛症(AGA)など抜け毛が気になる方

あざ、ほくろ、悪性腫瘍が心配な方

巻き爪、爪水虫など爪の変形が気になる方

傷が治らない、傷あが気になる方

汗が多い、少ないなどでお悩みの方

内臓の病気に伴う皮膚病変

その他皮膚疾患でお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

一般皮膚科

品川御殿山皮膚科では皮膚疾患全般すなわち皮膚(口腔・陰部粘膜、爪、毛も含む)にみられる変化すべてを対象にして、的確な診断と最善の治療をご提供すべく診療を行います。 代表的な疾患について簡単にご説明いたします。

感染性疾患

白癬(水虫、たむしなど)
白癬菌という真菌による感染症です。爪にも菌が侵入して白濁肥厚した場合には外用薬だけでなく、抗真菌薬の内服をする場合もあります。詳しくは皮膚科Q&Aをご参照ください。カンジダという真菌による間擦部の皮疹や粘膜(口腔、陰部)疹もしばしばみられます。


細菌感染症
成人では毛嚢炎、爪囲炎、爪周囲膿瘍(ひょう疽)、蜂窩織炎などが、幼少児ではとびひ(伝染性膿痂疹)が多くみられます。とびひについての詳細は皮膚科Q&Aをご参照ください。


ウイルス感染症
ヘルペスウイルス群によるものとしては帯状疱疹単純疱疹が代表的です。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によるもので、皮疹の配列や痛みが特徴的です。神経痛が長引いてしまうこともあるので、できるだけ早期から抗ウイルス薬による治療が必要です。単純疱疹は口唇と陰部が好発部位で、再発が多いのが特徴です。これらの詳細は皮膚科Q&Aをご参照ください。
俗にイボと呼ばれるもののなかにウイルス性のイボ(疣贅)があります。液体窒素による冷凍療法が一般的に行われます。幼小児に多いミズイボ(伝染性軟属腫)もウイルス感染症の一つです。これらの詳細は皮膚科Q&Aをご参照ください。


動物性感染症
ダニ、シラミ、ノミ、蚊、ブユ、蜂、ムカデ、クラゲなど様々な虫が皮膚疾患をおこします。虫さされ、虫(マダニ類)による予期せぬ感染症についてはそれぞれ皮膚科Q&Aをご参照ください。ヒゼンダニによる疥癬は高齢者施設などで多発することがあります。疥癬の詳しい説明は皮膚科Q&Aをご参照ください。


性感染症
上記の単純疱疹も性感染症としての側面を持っています。ウイルス以外でも梅毒や、疥癬を含めてダニ、シラミなどの動物による疾患の一部も性感染症です。詳しい解説は皮膚科Q&Aをご参照ください。

湿疹・皮膚炎

かゆみを伴う皮疹が急性(紅斑、丘疹、小水疱、結痂、落屑など)~慢性(苔癬化)に経過する病態です。特定の原因による接触皮膚炎(かぶれ)、特徴的な症状を呈するアトピー性皮膚炎アレルギー科の項もご参照ください)、脂漏性皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎、うっ滞性皮膚炎などのタイプがあります(皮膚科Q&A)。

蕁麻疹・痒疹・かゆみ

蕁麻疹(じんましん)
膨疹(限局性、一過性の皮膚浮腫)を呈するありふれた疾患です。急性のものと、1か月以上繰り返す慢性のものに分けられます。原因も症状の軽重も様々ですが、口唇などに好発し、咽喉頭症状を伴う血管浮腫は遺伝性で呼吸困難をきたすタイプもありますので、早期の受診をお勧めします。アレルギー性が疑われる場合の検査などにつきましてはアレルギー科の項をご参照ください(皮膚科Q&A)。


痒疹
かゆみを伴う皮疹が慢性に続く場合が問題になります(慢性痒疹)。原因はさまざまで、原因により治療法が異なりますので、是非専門医を受診してください(皮膚科Q&A)。


かゆみ
はっきりした皮疹がないのにかゆみがある状態を皮膚瘙痒症と呼びます。皮膚の乾燥によるほか、糖尿病などの隠れた全身性疾患が基礎にあることもまれではありません(皮膚科Q&A)。

皮膚腫瘍

良性腫瘍
脂漏性角化症(老人性疣贅)は最も頻度の高い良性腫瘍ですが、黒色調を呈するので、外見上、悪性黒色腫や基底細胞癌との鑑別が時に問題となります。表皮嚢腫(粉瘤)は最も頻度の高い嚢腫でありふれたものですが、しばしば炎症をきたして増大し、皮表に破れて粥状物が排出されることがあります(皮膚科Q&A)。顔面、特に眼周囲には小さな稗粒腫や汗管腫が多発性にみられることがあります。皮膚線維腫、ケロイド皮膚科Q&A)、脂肪腫、血管腫なども頻度の高い良性腫瘍です。


悪性腫瘍(メラノーマ以外)(皮膚科Q&A
日光角化症ボーエン病は表皮内癌(前癌状態)です。基底細胞癌有棘細胞癌パジェット病乳房、外陰部、腋窩)が上皮系皮膚悪性腫瘍の代表です。皮膚付属器(毛組織、脂腺、汗腺、立毛筋)から生じる癌もあります。線維肉腫、脂肪肉腫、脈管(血管、リンパ管)肉腫もあります。内臓悪性腫瘍の皮膚転移もみられるので留意すべきです。


メラノーマ(皮膚科Q&A
悪性度の高いメラノサイト(色素細胞)系腫瘍。早期に診断し、初期治療を確実に行う必要があります。視診、ダーモスコピーなどで疑いがある時は、生検ではなく全切除して病理組織診断を行うべきとされています。


皮膚リンパ腫(皮膚科Q&A
皮膚T細胞リンパ腫には菌状息肉症、セザリー症候群、成人T細胞白血病/リンパ腫などがあります。その他、頻度は少ないですが、ナチュラルキラー細胞リンパ腫や皮膚B細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫などもみられます。

アザ、ホクロ、母斑症

アザ
表皮母斑、脂腺母斑、扁平母斑、青色母斑、太田母斑、蒙古斑、結合組織母斑、平滑筋母斑など。


色素性母斑(ホクロ)
生まれつき存在するものと、あらゆる年齢層に生じうるものがあります。腫瘍の項で触れる悪性黒色腫との鑑別がしばしば問題になるタイプ、異型母斑と呼ばれるタイプもあります。アザとホクロ皮膚科Q&Aに解説があります。


母斑症
母斑的病変が皮膚のみならず他の器官にもみられる病態を母斑症といい、その多くは遺伝性です。神経線維腫症は頻度が高く、皮膚の色素斑と神経線維腫の多発のほか、骨や眼、中枢神経症状も伴うことがあります。母斑症の詳細は皮膚科Q&Aをご参照ください。

物理的および化学的障害

とこずれ(褥瘡)
外力(加圧)により組織の血行障害、壊死に至る病態で、全身状態により様々な段階があります。褥瘡の詳しい解説は皮膚科Q&Aをご覧下さい。


やけど(熱傷)
ありふれた病気ですが、深さ(温度×時間)と受傷面積により重症度が異なります。顔や手、足など整容的機能的予後が問題となる部位もあります。熱傷に関しては皮膚科Q&Aもご参照下さい。低温熱傷、凍瘡(しもやけ)もしばしばみられます。


光線性皮膚疾患
日光皮膚炎(日焼け)は予防が一番ですが、紅斑、浮腫、水疱化して受診されるケースがあります。消炎鎮痛の皮膚貼布薬、利尿薬を含む降圧薬など、薬剤によっては光線過敏を起こしやすいものがあります。生まれつき光線過敏の体質を主徴とする遺伝性疾患があります。皮膚癌を生じやすいので、遮光が必要です。日焼け、先天性光線過敏症については皮膚科Q&Aにも詳しい解説があります。

皮膚付属器疾患

にきび
毛包脂腺系を場とする思春期から若年成人によくみられる疾患です。症状に応じて、スキンケアも含めて外用薬と内服薬を適宜併用し、にきびあとを残さないように治療します。にきびの詳しい解説は皮膚科Q&Aをご覧下さい。


毛の疾患
脱毛症では円形脱毛症と男性型脱毛症(壮年性脱毛症、わかはげ)が多くみられます。それぞれに外用薬と内服薬があります。難治性の円形脱毛症では局所の免疫療法や物理的療法を行うこともあります。男性型脱毛症の内服薬は自費診療です。脱毛症のより詳しい説明は皮膚科Q&Aにあります。


汗の病気
汗疹(あせも)、異汗症(汗疱)がよくみられます。多汗症には全身性と局所性があります。局所性のうちの腋窩多汗症には、従来からの外用薬の他にボツリヌス毒素の局所注射が行われます。多汗症、無汗症の詳細は皮膚科Q&Aをご覧ください。


爪の病気
爪の色調の変化、形・質の変化など多彩です。皮膚疾患、全身性疾患の症状が爪にもみられることがあります。陥入爪(刺爪)、まき爪も多い症状です。皮膚科Q&Aにも解説があります。

角化症

魚鱗癬
遺伝性角化症の代表的疾患で、尋常性魚鱗癬ではフィラグリン遺伝子の異常により角層形成不全をきたします。伴性遺伝性魚鱗癬はステロイドサルファターゼ欠損により、尋常性魚鱗癬より症状が強く、四肢屈側もおかされます(皮膚科Q&A)。


乾癬
炎症症状(潮紅)と角化を主体とする角化症の代表疾患で、特徴的な銀白色雲母状鱗屑を付ける、境界明瞭な紅斑局面を多発する慢性疾患です。外用薬、内服薬、紫外線療法に加えて、近年では生物学的製剤の注射薬の有効性が明らかになり、今後も治療の選択肢が増えることが予想されます(皮膚科Q&A)。

水疱症、膿疱症

自己免疫性水疱症
表皮内に水疱を形成する天疱瘡と、表皮下に水疱を形成する類天疱瘡が代表で、血中にそれぞれ自己抗体が証明されます。後天性表皮水疱症も表皮下水疱をきたすので、類天疱瘡との鑑別が必要です(皮膚科Q&A)。


表皮水疱症
先天性表皮水疱症には多くの種類がありますが、それぞれ原因遺伝子が同定され、臨床像との相関が明らかにされました(皮膚科Q&A)。


掌蹠膿疱症
手掌足底に小膿疱が多発し、約1割に胸肋鎖骨、仙腸骨などの骨関節炎を伴います(皮膚科Q&A)。

色素異常

色素増強症
肝斑(狭義のしみ)老人性色素斑、炎症後色素沈着などがあります。美容皮膚科の項をご参照ください。


色素脱失症
尋常性白斑(しろなまず)が代表的疾患です。後天性の境界明瞭な脱色素斑で、汎発型と分節型があります。ステロイドやビタミンD3の外用、光線療法の有用性が明らかになっております(皮膚科Q&A)。

薬疹

薬剤が原因で発疹を生じたものを薬疹と呼びます。感染症や食物でも同様な発疹をきたすことがあり、区別が困難な時は総称として中毒疹と呼ぶこともあります。臨床型(発疹の特徴)と原因薬剤がある程度の傾向を有する場合もあり、確定診断の参考になります。アレルギー性の薬疹の場合は疑われる薬剤を用いたテストで原因薬の特定をめざします(アレルギー科の項皮膚科Q&A)。

血管炎、紫斑病、末梢循環障害

血管炎
血管壁を標的に炎症、変性、壊死が生じる疾患を血管炎と呼びます。血管炎は主としておかされる血管の大きさにより分類されますが、皮膚症状を伴う血管炎の頻度としては小血管の血管炎が多いです。皮膚症状は紫斑が多く、小~中血管の血管炎の場合は結節や潰瘍形成を伴うものもあります。腎、肺、消化管病変も伴うことが多いので、全身性疾患としての対応が必要です(皮膚科Q&A)。


紫斑病
紫斑病は皮膚、粘膜の紫斑(出血斑)を主体とした疾患です。原因として、血液成分(血小板、凝固因子など)の異常、血管壁や血管支持組織の脆弱性、血管内圧上昇、血管炎などがあります(皮膚科Q&A)。


末梢循環障害
網状皮斑(網の目状や分枝状の皮膚の斑)、レーノー症状、塞栓による皮膚潰瘍、静脈うっ滞による皮膚潰瘍(下腿から足)、リンパ浮腫などがしばしばみられます。

膠原病

膠原病は全身性疾患ですが、初発ないし早期に現れる症状が皮膚症状であることが多く、経験ある専門医であれば皮膚から早期に診断することが可能です。特に強皮症、皮膚筋炎、エリテマトーデス、シェーグレン症候群などは当科の専門とする疾患ですので、少しでも疑わしい(心配な)時はためらわずに受診してください(皮膚科Q&A)。